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牛好きな曽根雅弘のブログ。ほとんど牛のおはなしです。

改良状況をモニターする

牛群改良にゲノム検査を用いることの有用性については否定できないと思いますが、やはり遺伝よりも飼養管理の改善の方がより牛のパフォーマンスを引き出すと思いますしそもそも後継牛が豊富にいる状態でないとゲノム検査の効果が薄いのではないかと思います。

 

まずは今授精している精液での改良状況・方向性を確認しておくことが大切だと思うので経産牛と未経産牛に授精した精液の能力平均をそれぞれだしてみました。

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経産牛一年間の精液での改良状況(DC305)

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経産牛一年間の精液での改良状況(グラフ)

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未経産牛一年間の精液での改良状況(DC305)

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未経産牛一年間の精液での改良状況(グラフ)

↑能力・健康・体型とざっくり出してくれるのでとても便利です。

 

ゲノム検査はやくやってみたいなぁ~もうすぐやってみる予定だけど・・・たぶん。

 

しかし、なにげに一番ドキドキするのが親子判定!きちんと責任もって授精していたとしても人間だからねw