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牛好きな曽根雅弘のブログ。ほとんど牛のおはなしです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

種牛の出身地2020年8月

2020年8月にHOLSTEIN USAのHPで公開されたTPI♂Proven(検済)TOP100・TPI♂YoungTOP200・DWP♂Proven(検済)TOP100・DWP♂YpoungTOP100から種牛を各メーカーに振り分けて頭数を調べてグラフにしてみました↓↓ http://www.holsteinusa.com/より作成

2020年8月♀ゲノム評価

HOLSTTEIN USA HPより雌牛ゲノム成績↓↓ ※DWPの方はTOP100、TPIはTOP200から種牛をカウント

搾乳ロボット牛舎での初産牛と2産以上で乳量とAMS訪問回数を比較

搾乳ロボット牛舎での初産牛と2産以上で乳量とAMS訪問回数を比較した研究を紹介します。 材料・方法 ミネソタ州とウェスコンシン州のAMSを使用している40農場(毎日2858514頭記録)の内、フリーフロー31農場(30Lely:1Delaval)とガイドフロー9農場(全てDelaval)…

搾乳ロボットの蹄病状況

搾乳ロボットとてい蹄病に関しては以前の記事に書きました↓↓ adty.hatenadiary.com adty.hatenadiary.com ある搾乳ロボット農場(AMS2台、経産牛170頭)の削蹄時蹄病状況(7/12/19~7/11/20)↓↓ 搾乳ロボット牛舎の削蹄時蹄病状況(7/12/19~7/11/20) 蹄病だけ抜き…

12時間でのNDF消化率②

adty.hatenadiary.com ↑↑NDSでは粗飼料のNDFD12時間を入れることによりMEやMPに影響するみたいだが、DairylandlabのHPを見てみると、中・低品質アルファルファ(>42NDF)や牧草、トウモロコシサイレージではNDFD12 時間から得るものはほとんどないと書かれてい…

2020年4月♀ゲノム評価

HOLSTTEIN USA HPより雌牛ゲノム成績↓↓ *DWPの方はTOP100、TPIはTOP200から種牛をカウント

産次数とBrix%

一般的には、IgG濃度は産次が進むにつれて高くなる傾向にあるらしい理由として↓↓ ・産次が進むとそれだけ様々な抗原にさらされるため抗体のレベルが高くなる。 ・特に初産は、乳腺の発達が少なくIgGの乳腺への輸送能力が低下する可能性がある。 ただ、初産と…

デジタル糖度計

最近では、デジタル糖度計などで初乳の濃度を計測してから子牛に与える農家さんも増えてきましたよね!↓↓ アタゴ ポケット糖度計 PAL-1 メディア: Tools & Hardware 初乳中のIgG濃度は、RID(放射免疫拡散法)で測定するそうですがデジタル糖度計で測定したBri…

妊娠率・発情発見率・受胎率

酪農における繁殖管理の目的とは何でしょう? それはズバリ言ってしまうと妊娠牛を得ることです! 例えば→5頭よりも10頭とより多くの妊娠牛を得た方が良いですよね? 更に→同じ10頭でも10年かけて10頭の妊娠牛を得るのか、1年かけて10頭の妊娠牛を得るのかで…

12時間でのNDF消化率①

CVAS分析センターでは、NIRのオプションで30h120h240hでのNDF消化率に加えて12h消化率も分析出来るようになっているみたいですが、今回のNDSバージョンで12h消化率が加わったようです。 12hの値を加えるとpdNDFプール全体の分解速度(Kd)の値がより正確に計算…