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牛好きな曽根雅弘のブログ。ほとんど牛のおはなしです。

子牛

産次数とBrix%

一般的には、IgG濃度は産次が進むにつれて高くなる傾向にあるらしい理由として↓↓ ・産次が進むとそれだけ様々な抗原にさらされるため抗体のレベルが高くなる。 ・特に初産は、乳腺の発達が少なくIgGの乳腺への輸送能力が低下する可能性がある。 ただ、初産と…

デジタル糖度計

最近では、デジタル糖度計などで初乳の濃度を計測してから子牛に与える農家さんも増えてきましたよね!↓↓ アタゴ ポケット糖度計 PAL-1 メディア: Tools & Hardware 初乳中のIgG濃度は、RID(放射免疫拡散法)で測定するそうですがデジタル糖度計で測定したBri…

手作りの哺育牛舎⑥

哺育牛舎を手作りするメリットとデメリットを考えてみました。 ※メリット コストが1/4に抑えれた!お金は浮きましたね。 哺育牛舎に対する知識がついた!換気や防寒はもちろんですが大工仕事の知識がつきました。 チームワークが生まれる!みんなでワイワイ…

手作りの哺育牛舎⑤

換気と保温の両立について 子牛の敵温域は13-25度なので気温が10度以下だと寒冷ストレスを受けてしまいます。なのでチョッキ着せてヒーターいれて扉を閉めて!としてしまうわけです。でもそうすると空気がよどんで空気中の細菌数が増えてしまいます。なので…

手作りの哺育牛舎④

今回は陽圧換気についてです。今では日本でもメジャーになった陽圧換気ですが換気扇はアマゾンで購入。チューブはパイプ(ネットで購入)を用い自分たちで穴を開けました。チューブはアメリカの方に設計表を送ったら作ってもらえるようですがこのくらいの距離…

手作りの哺育牛舎③

冬で厄介なのは寒さともう一つ風!十勝も冬は風が強いです。 そもそも手作り哺育舎の何が心配だったかというと雪で潰されるか風で屋根が吹っ飛ぶかって話で。そこは骨組みをかなり頑丈に作ったと言われていたので大丈夫だとは思うのですが・・・ 9月1日~4月1…

手作りの哺育牛舎②

陽圧換気についてはまた今度記事にしようと思いますが基本的には冬でも室内の空気を時間当たり4回入れ替えないといけないようです(24時間換気)。2018年の秋には完成した哺育牛舎で最初のころは子牛の調子も良く換気扇を動かしておけばカーテンを閉め切ってい…

手作りの哺育牛舎①

手作りの哺育牛舎 ↑16頭入りの哺育牛舎を手作りしてみましたという話をしていこうと思います。 建設費用が高騰する中、約100万円でつくれました。もちろん労力などバランスを考えないといけないと思いますが一緒に作ることで連帯感も産まれそうですね。それ…