AMSの給餌プログラム
搾乳ロボットでの飼育においてPMRの粗濃比とAMSで与える配合量の関係を調査した試験→J.Dairy Sci. 101:9941-9953
経産牛8頭を使ったフィードファーストでの試験
PMRの粗濃比→低粗飼料(54:46 L-FOR)、高粗飼料(64:36 H-FOR)。
AMSで与える配合飼料→低(2kg/d L-AMS)、高(6kg/d H-AMS)。
PMR摂取量はPMRの粗濃比の影響をうけなかったが、AMSでより多くの配合飼料を与えるとPMR摂取量が減少した→AMSの配合飼料を1kg増加するごとにPMR摂取量は0.83kg減少した。
また、低粗飼料PMRを給与すると、AMSでの配合飼料摂取量の変動に影響を与える事なく乳量を増やすことができるが、高粗飼料PMR給与と比べてルーメン㏗が低下した。
図1:は、https://www.journalofdairyscience.org/article/S0022-0302(18)30846-4/fulltextより作成したものです。
↓↓AMSでの配合量を多く与えると(6kg)、AMSでの配合摂取量の変動が大きくなる(標準偏差)