マイコトキシン③
図1、のようにNDSでは粗飼料や穀物のマイコトキシンを分析したら結果を入れとけます。こんなにマイコトキシンに汚染されていたらたまったものではありませんが今回は適当に数値を入れてみました。(コーンS乾物32%で現物25K給与、ラップS乾物81.5%で現物3K給与)
飼料中マイコトキシン汚染の基準値(乳牛)ガイドラインは様々な考え方があるようです。図2、ではNDSのデフォルト値とカスタマイズ出来るので変更してみた内容です。単位はppb
図3、では飼料中のマイコトキシンと飼料給与量から一日のマイコトキシン総摂取量を計算してガイドラインと比較しています。
図4、は図3をグラフ化したもの
飼料中のアフラトキシンB1(AFB1)を摂取すると乳汁中に移行してアフラトキシンM1(AFM1)になるそうで乳汁中のAFM1濃度は多くの国々で規制があります。日本ではアフラトキシン汚染の危険性が少ないですが、乳汁中AFM1濃度<0.5ppbというふうに規制値が設けられています。図5、では飼料中のアフラトキシンB1から乳汁中のアフラトキシンM1を計算してグラフにしています。